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2022.10.12ブログ
ウォーキングの季節です
季節が夏から秋に変わってきてだいぶと寒くなってきました。
運動もしやすくなり、体を動かしたいという方も多いのではないでしょうか?
さて、運動をする時皆さんは筋肉を鍛えるだとかダイエットをする事を目的にな
さっていませんか。
確かに運動する目的として目に見えて分かり易いものですが、実は運動をする
上でもっとも鍛えるべきは構造物であり内臓でもある骨です。
ではどういう運動が骨を鍛えるのにいいかこれから書いていきます。
目次
骨を鍛える簡単な運動法
骨を鍛えるためには骨に振動や負荷を与えることです。
実際に超音波骨折治療法と呼ばれるものがあり、医療機関で骨折の治療などに使用されて
います。
ですが、身体は骨だけで出来ているわけではなく、他の臓器も筋肉も神経もありますので、
効率良く骨(身体)を鍛える簡単な方法は歩くことです。
どんな歩き方が良いのか
皆さんウォーキングというと、30分とか1時間歩くのが普通と思われている方が多い
のではないでしょうか?
確かに、正しい姿勢で歩くことができるのであればその通りです。
しかし、猫背や反り腰、O脚X脚などの崩れた姿勢でそれだけの時間を歩くと、反対に
身体を壊してしまいます。
ですので、ウォーキングをはじめたばかりの方や体力の落ちた方やお年寄りの方は片道
10~15分の時間で歩ける距離を間で休憩を取りつつ往復する方が歩くリハビリにも
なるので良いです。
さて、正しい姿勢で歩くには、下記のようにしてください。
1,目線を下に向けず2~3m先を見るようにして、背中を丸めずお腹を伸ばすように
背筋を伸ばす。
2,足を真っ直ぐ前に出す(目安は足の人差し指と中指の間から出す感じです)慣れない
うちは、真っ直ぐにひかれたラインの上をなぞるように歩くと良いです。
3,腕を振る時は前に振るのではなく後ろに振るようにする。前に行く腕は後ろに振った
腕が慣性で勝手にいくので前に力を入れて振る必要はありません。
骨を鍛えないとどうなるのでしょうか
何年かいやだいぶと前にNHKでタモリさんとIPS細胞の山中教授が人体Ⅱという番組でも
やっていましたが、歩くなどの骨への振動による刺激を与えないと、エアロバイクなどの筋肉
の運動だけでは骨粗鬆症になってしまいます。
どういうことかというと、骨の中には骨芽細胞と破骨細胞というのがあって骨も常に再生と
破壊を繰り返しているのですが、骨への刺激がなくなると、身体が骨の必要性を感じなくな
ってしまうので破骨細胞による破壊だけが行われ骨粗鬆症になってしまうのです。
又、骨芽細胞によって作られるオステオカルシンやオステオポンチンは記憶力や骨の形成に
必要な成分で、筋肉の成長や維持、免疫力を上げるなど身体の若さを保つ作用をするもので
もあります。
だから骨を鍛えないと身体が早く老化し、記憶力の低下(場合によっては認知症)や免疫力
の低下によりあらゆる病気にかかり易くなってしまいます。
最後に
以上のように述べてきましたが、歩くうえで最も大事なことは無理をしないことです。
無理は体を悪くする原因にもなりますし、また精神的にもしんどいので長続きしません。
だから歩くとき(運動する時)はまず楽しむこととしんどい時は休むことを忘れずに行っ
てくださいね。
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